「十和田湖でヒメマスを釣りたいけど、遊漁券っているの?」「解禁期間がよく分からない」——そんな疑問を持って検索した人のための記事。遊漁券の値段・買える場所・解禁のスケジュール・釣りのルール・泊まれるキャンプ場まで、釣行前に知っておくべきことを1本にまとめた。
この記事で分かること:
- 遊漁券の料金と買い方
- 解禁期間(十和田湖は変則スケジュール)
- 釣りのルールと制限尾数
- 湖畔で泊まれるキャンプ場
解禁期間: 夏の盛りは釣れない
十和田湖のヒメマス岸釣りは、一般的な渓流魚とはまったく違うスケジュールで動いている。ここが一番の注意点。
岸釣り解禁期間(十和田湖遊漁規則):
| 期間 | 状態 |
|---|---|
| 10月1日 〜 翌年6月20日 | 解禁 |
| 6月21日 〜 7月10日 | 禁漁 |
| 7月11日 〜 7月20日 | 解禁(10日間だけ) |
| 7月21日 〜 9月30日 | 禁漁 |
つまり夏休みシーズン(7月下旬〜9月)は丸ごと禁漁。「夏のキャンプついでにヒメマスを」と考えている人は、このスケジュールを知らずに現地で竿が出せないということが実際に起きる。
ベストシーズンは秋(10〜11月)。 産卵を控えたヒメマスが接岸するため、岸釣りの好機とされている。紅葉と重なるので、キャンプとしてもいい時期。
サクラマスの解禁期間も規則に定めがある
ヒメマスだけ見て日程を組むと取りこぼす。サクラマスの期間はヒメマスと違う(出典: 十和田湖遊漁規則)。
| 区分 | 期間 |
|---|---|
| サクラマス 岸釣り | 6月1日〜6月20日/7月11日〜7月20日/12月1日〜翌年2月末日 |
| サクラマス 船釣り | 6月1日〜6月20日/7月11日〜7月20日/12月1日〜12月末日 |
| コイ・フナ | 7月21日〜9月30日 |
★ヒメマスが禁漁になる7月21日〜9月30日は、コイ・フナなら釣れるという読み方になる。「夏は釣りができない湖」ではない。
十和田湖で狙える魚
ヒメマスが主役だが、十和田湖にはほかにも魚がいる。
| 魚種 | 特徴 |
|---|---|
| ヒメマス | 銀色の体に淡い紅色。サケ科の陸封型。十和田湖の看板魚 |
| ニジマス | 放流あり。ルアーで狙える |
| ワカサギ | 冬季〜春に狙える。ボートからの釣りが中心 |
| コイ・フナ | 岸寄りの浅場に生息 |
🚨**「遊漁券1枚で全部狙える」わけではない。** 十和田湖遊漁規則は、魚種ごと・岸釣りと船釣りごとに遊漁料を別々に定めている(出典: 十和田湖遊漁規則)。ヒメマスとサクラマスの両方を狙うなら、それぞれの券が要るという建て付けになる。
★また、上の表に挙げたニジマス・ワカサギは、遊漁規則の遊漁料の区分には出てこない。規則が料金を定めているのはヒメマス・サクラマス・コイ・フナ・エビの5区分。狙う予定があるなら漁協(0176-75-2612)へ事前に確認したほうがいい。
遊漁料
十和田湖遊漁規則が定める額(出典: 十和田湖遊漁規則)。
| 区分 | 1日 | 1年 |
|---|---|---|
| ヒメマス 岸釣り | 1,200円 | — |
| ヒメマス 船釣り | 2,400円 | — |
| サクラマス 岸釣り | 1,300円 | — |
| サクラマス 船釣り | 2,600円 | — |
| コイ・フナ | 250円 | 2,500円 |
| エビ(せん使用) | 1,000円 | — |
★同じヒメマスでも、岸から釣るか船から釣るかで倍違う。 船で出るつもりなら2,400円を見ておくこと。
制限尾数と漁具の制限
規則は1人1日あたりの採捕数をこう定めている(出典: 十和田湖遊漁規則)。
| 魚種 | 1人1日あたり |
|---|---|
| ヒメマス | 20尾 |
| サクラマス | 15尾 |
漁具は「手釣り、さお釣り 1人あたり2本」まで。エビを獲る「せん」は1人あたり10個まで。コイ・フナを狙う遊漁に船を使うことは禁じられている(同上)。
遊漁できる時間と区域
- 時間: 「日出から日没まで」(出典: 十和田湖遊漁規則)。★夜釣りはできない
- 禁漁区域: 秋田県鹿角郡小坂町十和田湖の一夜島突端と金木森突端を結んだ直線以南の区域。10月1日から31日までの間で組合が定めて公表する期間が対象(同上)
- 遊漁区域は湖岸および沖合い300メートル以内(同上)
★遊漁可能な湖岸は「宇樽部キャンプ場の標柱→ムジシ→御前ヶ浜の標柱」のルートに限定されており、御前ヶ浜〜宇樽部間の短絡区間は禁漁区域とされている(出典: 十和田湖増殖漁業協同組合)。湖畔野営地・宇樽部・休屋の各キャンプ場付近から釣りをする場合も、この指定区間の外に出ないよう注意したい。また全長15cm以下のヒメマス・サクラマスは通年採捕禁止。
注意点まとめ
釣行前に必ず押さえておくべきポイントを整理する。
- 夏(7月下旬〜9月)は禁漁。 このスケジュールを見落として釣行日程を組んでしまう人が多い
- 遊漁券はFISHPASSで事前購入が便利。 早朝出発でも対応できる
- 15cm以下はリリースとされる
[遊漁規則の条文では確認できず]。体長制限は規則の遊漁料・制限尾数の条文には出てこなかったため、漁協への確認を勧める - 秋がベストシーズン。 産卵接岸期の10〜11月が本命
- 情報は年度で変わる。 料金・解禁期間は毎年漁協が定める。釣行前に公式サイトで最新情報を確認すること
出典:
- 十和田湖増殖漁業協同組合 公式サイト: https://www.towadako-gyokyou.com/fishing/index.html
- 十和田湖遊漁規則: https://www.towadako-gyokyou.com/fishing/rules.html
- 十和田湖増殖漁業協同組合(〒018-5501 青森県十和田市奥瀬字十和田湖畔休屋486/TEL 0176-75-2612)
- FISHPASS「十和田湖増殖漁協 日券 ヒメマス 岸釣り」: https://www.fishpass.co.jp/shop/products/detail/7929
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。解禁期間・料金・ルールは年度により変更される場合があります。釣行前に必ず漁協公式サイトで最新情報をご確認ください。
青森県の他のキャンプ場
- 種差海岸キャンプ場 — 八戸市
- 十和田市営宇樽部キャンプ場 — 十和田市
- 大間崎テントサイト — 下北郡大間町
- つがる地球村オートキャンプ場 — つがる市